精選版 日本国語大辞典 「菊池線」の意味・読み・例文・類語 きくち‐せん【菊池線】 〘 名詞 〙 雲母等の完全な単結晶による電子回折像で、黒と白とが対になった多くの直線状の模様。菊池正士が発見。電子の波動性を実験的に証明したもの。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
法則の辞典 「菊池線」の解説 菊池線【Kikuchi line】 単結晶による電子線の回折像に出現する黒白一対の平行直線.1928年に菊池正士により発見されたのでこの名がある.結晶内で電子が弾性散乱と非弾性散乱を引き続いて起こすとき,両者の干渉の結果として生じる. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報