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華北工作 かほくこうさく

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世界大百科事典 第2版の解説

かほくこうさく【華北工作】

日本が満州事変を起こして中国の東北4省を占領したのち,これに接する河北省(冀),察哈爾(チヤハル)省(察)をはじめ山東,山西,綏遠(すいえん)の華北5省を中国国民政府から切り離し日本の支配下におこうとした工作。〈満州国〉の抗日運動を孤立させ,対ソ戦に備えて軍事基地を確保し,あわせて鉄,綿花など重要資源に富む華北を日本の経済ブロックにとりこもうというねらいがあった。この華北分離工作は1935年から日本の出先軍によって高圧的に推進され,中国の抗日救国運動をひろげ,日中戦争をひきおこした。

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