コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

華北工作 かほくこうさく

世界大百科事典 第2版の解説

かほくこうさく【華北工作】

日本が満州事変を起こして中国の東北4省を占領したのち,これに接する河北省(冀),察哈爾(チヤハル)省(察)をはじめ山東,山西,綏遠(すいえん)の華北5省を中国国民政府から切り離し日本の支配下におこうとした工作。〈満州国〉の抗日運動を孤立させ,対ソ戦に備えて軍事基地を確保し,あわせて鉄,綿花など重要資源に富む華北を日本の経済ブロックにとりこもうというねらいがあった。この華北分離工作は1935年から日本の出先軍によって高圧的に推進され,中国の抗日救国運動をひろげ,日中戦争をひきおこした。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

華北工作の関連キーワード冀東防共自治政府冀察政務委員会広田三原則板垣征四郎察哈爾事件

今日のキーワード

俳句甲子園

1998年から松山市で開かれる全国高等学校俳句選手権大会。高校生が5人1組で句の優劣をディベートで競い合う。チームでの勝敗とは別に、個人の最優秀句も選ぶ。今年は過去最多の41都道府県から121校、15...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android