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薬浴 やくよく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

薬浴
やくよく

家畜の病気の治療や予防のために薬剤を溶かした湯や水で沐浴させること。羊の薬浴はおもに外部寄生虫を駆除する目的で,剪毛後 20~30日,剪毛傷がなおった頃にヒ素,硫黄を主体とする薬剤を用いて行う。その際は飼養頭数の全部について行うのが有効。牛の疥癬 (かいせん) の治療には硫化カリウム1~2%液の薬浴を行う。

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デジタル大辞泉の解説

やく‐よく【薬浴】

薬剤を入れて行う温浴。

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世界大百科事典 第2版の解説

やくよく【薬浴 dipping】

畜産用語。消毒,殺菌,駆虫などの目的で,動物の体全部または体の一部を薬剤液のなかにつけること。たとえば,動物固有の毛皮を利用するために飼われている家畜では,その被毛に寄生する病原を取り除かなくてはならない。また,ヒツジは羊毛生産をする貴重な家畜であるが,その体表を覆っている羊毛を刈りとった後で疥癬(かいせん)が接触感染を起こすことがある。このダニの感染で皮膚の表層に刺激を与え,かんだり,こすったり,皮膚が不正となり被毛が損害を受ける。

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大辞林 第三版の解説

やくよく【薬浴】

( 名 ) スル
薬剤を入れた湯に入ること。主に皮膚病の治療に用いる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

薬浴
やくよく

医薬品を溶液とし、あるいは生薬(しょうやく)を煎剤(せんざい)として、これを全身または局所の浴用に供することをいう。水虫の治療にクレゾールせっけん液0.05~0.1%溶液をもって局所の浴用とする例や慢性湿疹(しっしん)や疥癬(かいせん)などに硫黄(いおう)浴が用いられるほか、消炎およびかゆみどめの目的で用いられるカミツレ浴などがある。[幸保文治]

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