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接触感染 せっしょくかんせんcontact infection

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

接触感染
せっしょくかんせん
contact infection

患者,保菌者病原体の付着した物品などに接触して,病に感染すること。トラコーマ,梅毒その他の性感染症などはその例である。インフルエンザ,肺結核などの病原体が,咳,会話などの場合に,唾液とともに散って感染する飛沫感染は,直接接触ではないが,伝播形態としては接触感染にごく近いといえよう。医学史上は,1849年 I.ゼンメルバイスによる産褥熱の接触感染の指摘が最古である。

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デジタル大辞泉の解説

せっしょく‐かんせん【接触感染】

感染源に接触することによって感染すること。皮膚粘膜などが直接触れあって感染する場合と、病原体が付着したタオル容器などを介して間接的に感染する場合がある。直接感染

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栄養・生化学辞典の解説

接触感染

 患者や保菌者と接触することで感染すること.

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大辞林 第三版の解説

せっしょくかんせん【接触感染】

患者・感染動物・病原巣との接触により起こる感染。性病などの直接接触感染とインフルエンザ・トラコーマなど飛沫や手指・物などを介する間接接触感染に分けられる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

接触感染
せっしょくかんせん

伝染病の伝播(でんぱ)形式の一つで、患者や保菌者、または病原体の付着した衣服や物品などに直接触れた皮膚や粘膜から感染することをいう。これには次の3種がある。(1)直接接触感染 患者や保菌者の病原巣との直接接触によって感染するもので、接吻(せっぷん)や性交による性病の感染がその例である。(2)間接接触感染 感染者の使用した玩具(がんぐ)、筆記具、食器、タオル、寝具、ドアのハンドルなどを介して感染するもので、経口感染する消化器性感染症をはじめ、伝染性の眼疾患などに多くみられる。(3)飛沫(ひまつ)感染 かつては空気感染の一つに数えられていたが、近年接触感染に含められるようになった。患者または保菌者の呼吸器や口腔(こうくう)内の粘膜にあった病原体が、咳(せき)、くしゃみ、会話などのときに、だいたい1メートル以内にいる周囲の人の皮膚や粘膜に直接吹き付けられて感染するものをいう。呼吸器性感染症に多くみられる。[柳下徳雄]

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世界大百科事典内の接触感染の言及

【感染】より

…感染経路は,感染源から直接に伝染する直接感染と,排出された病原微生物が媒介物を介して間接に伝染する間接感染とに大別される。直接感染には,接触により直接に伝染する接触感染と,病原体を含んだ気道分泌物や唾液が飛沫となって,患者の咳やくしゃみによって飛び散り,これを他の生体が吸い込んで伝染する飛沫感染があるが,飛び散った飛沫が空気で運ばれたのちに,他の生体に伝染する場合は空気感染と呼ぶ。間接感染には,飲食物,水,衣類・器物,塵埃(じんあい)などを介して感染する場合があるほか,カ,ハエ,シラミなどの媒介動物によって感染するものもある。…

※「接触感染」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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