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行徳塩田 ぎょうとくえんでん

百科事典マイペディアの解説

行徳塩田【ぎょうとくえんでん】

江戸時代,下総(しもうさ)国行徳(現千葉県市川市)にあった入浜(いりはま)塩田。関東に入部した徳川家康が塩田の開発・保護を図るため,諸役の免除や資金の給付を行ったことから,1702年当時の塩浜面積は191町余にのぼった。

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世界大百科事典 第2版の解説

ぎょうとくえんでん【行徳塩田】

近世,下総国葛飾郡行徳領(幕領)に存在した江戸湾(東京湾)最大の入浜塩田。行徳地方には後北条氏治下にも塩浜の存在が知られるが,入浜塩田として整備されるのは徳川氏の関東入部以降である。家康は1590年(天正18)江戸に入府するや,生活必需品である塩の重要性にかんがみ,江戸近辺の塩田の保護をはかり食塩の確保につとめた。1596(慶長1)塩浜新開奨励のため諸役を免除し,また家康,秀忠,家光の3代にわたって塩田開発のため多額の資金を下付し,積極的な塩業政策を行っている。

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