衒気(読み)ゲンキ

デジタル大辞泉 「衒気」の意味・読み・例文・類語

げん‐き【×衒気】

自分才能学識などを見せびらかし、自慢したがる気持ち。
「若さに伴う―と感傷とを」〈倉田愛と認識との出発
[類語]ペダンチック衒学げんがくペダントリーペダンチスム衒学げんがくてらてら自己顕示ひけらかすこれ見よがし尊大傲慢ごうまん物知り顔

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精選版 日本国語大辞典 「衒気」の意味・読み・例文・類語

げん‐き【衒気】

〘名〙 自分の才能や学問などを見せびらかしたがる気持。てらい
青春(1905‐06)〈小栗風葉〉秋「高等学校時代には衒気(ゲンキ)も有った代りに、鋭い才気が迸って、打てば響くと云ったやうな気味気味(きびきび)した青年だったが」

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普及版 字通 「衒気」の読み・字形・画数・意味

【衒気】げんき

てらい。

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