複写紙・覆写紙(読み)ふくしゃし

精選版 日本国語大辞典 「複写紙・覆写紙」の意味・読み・例文・類語

ふくしゃ‐し【複写紙・覆写紙】

〘名〙 複写用の紙。
① (carbon paper の訳語) 書類作成などで、用紙の間にはさんで写しをとるのに用いる紙。カーボン紙
東京日日新聞‐明治一八年(1885)七月一四日「発明品の専売特許は〈略〉復写紙坂倉郁造、藤島藤七」
② (tracing paper の訳語) 原図を透写したり、複写したりするときに用いる薄い半透明の紙。透写紙トレーシングペーパー。〔工学字彙(1886)〕
③ (copying paper の訳語) 複写機を使って書類などを複写するときに用いる紙。コピー紙。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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