褐斑病(トウモロコシ)

飼料作物病害図鑑 「褐斑病(トウモロコシ)」の解説

褐斑病(トウモロコシ)

冷涼地で被害の大きい糸状菌病。葉や葉鞘に、中央部灰白色、周縁部褐色、円形、大きさ1ー3mmの病斑多数形成する。病斑部を日に透かしてみると、周囲に淡黄色水浸状のかさができているのが特徴である。特に風当たりの強いところで発生が多い。病原菌は比較的低温で良く生育し、寄主範囲は狭い。

出典 畜産草地研究所飼料作物病害図鑑について 情報