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西隆寺 さいりゅうじ

世界大百科事典 第2版の解説

さいりゅうじ【西隆寺】

奈良市にあった称徳天皇の勅願にかかる尼寺。767年(神護景雲1)に造西隆寺司を置いて,造営が開始された。771年(宝亀2)諸大寺とともに寺印を頒布されているので,このころ造営がほぼ完成したと思われる。寺地は西大寺の近傍,右京一条二坊に4町の広さを占めた。880年(元慶4)に西大寺の管下に入った。それはこの寺が西大寺の僧らの法衣を洗濯する所であるというが,そのまま実情を表すとは考えられない。鎌倉時代には廃絶した。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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