証券分析(読み)しょうけんぶんせき

世界大百科事典 第2版の解説

しょうけんぶんせき【証券分析】

株式会社は金融機関から借入れによって資金を調達するとともに,株式・社債等の有価証券を発行し長期の資金を調達している。株式・社債は,証券市場において投資家相互間で売買される。そこで証券を購入し売却する際に,売買価格が投資家にとって妥当であるかを科学的に判断することが必要であるが,この目的のために発達してきたのが証券分析である。すなわち,証券を発行している企業の財務分析を行い,収益性,安全性,将来性を測定し,その後に,株式・社債等の証券の法律的な内容を調べ,結論として当該の株式あるいは社債に将来帰属する利息,配当の果実および値上がり益あるいは値下がり損をできるだけ具体的に明らかにする作業である。

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世界大百科事典内の証券分析の言及

【財務分析】より

…銀行などの与信者が信用評価の手段として行うときは信用分析とよばれる。投資家が証券に投資をする際に,投資の安全性・収益性をみるための分析は証券分析(投資分析)とよばれる。また監査人,行政機関なども財務分析を行うことがある。…

※「証券分析」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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