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赤岩栄 あかいわさかえ

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百科事典マイペディアの解説

赤岩栄【あかいわさかえ】

プロテスタント牧師,思想家。愛媛県生れ。高倉徳太郎に学び,椎名麟三と共に活動,共産党入党を表明した〈赤い牧師〉として有名。聖書の非神話化に共鳴して《キリスト教脱出記》(1964年)を書き,正統的信仰を批判した。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

赤岩栄 あかいわ-さかえ

1903-1966 昭和時代の牧師,思想家。
明治36年4月6日生まれ。東京神学社高倉徳太郎にまなび,昭和6年代々木上原教会を創設。戦後キリスト教マルクス主義との両立をとなえ,共産党入党の決意を表明して「赤い牧師」と話題になる。25年椎名麟三(しいな-りんぞう)らと雑誌「指」を創刊。昭和41年11月28日死去。63歳。愛媛県出身。著作に「キリスト教脱出記」。

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世界大百科事典 第2版の解説

あかいわさかえ【赤岩栄】

1903‐66(明治36‐昭和41)
キリスト教思想家。愛媛県に生まれ東京神学社で高倉徳太郎に学び東京の上原教会牧師となる。第2次大戦後は授洗した作家椎名麟三と月刊誌《指》を刊行,教会制度批判,日曜学校・賛美歌の廃止などを通してキリスト教界に問題を提起した。日本共産党に入党する決意表明をした〈赤い牧師〉として有名になったが,神学的にも聖書の非神話化に共鳴し,《キリスト教脱出記》(1964)を著しキリスト教正統主義ラディカルに批判した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

赤岩栄
あかいわさかえ
(1903―1966)

キリスト教思想家、牧師。愛媛県生まれ。東京神学社で高倉徳太郎に師事。代々木上原(よよぎうえはら)教会を牧し、雑誌『言』『指』を発行。戦前はスイスのプロテスタント神学者バルトに傾倒するが、戦後、キリスト教と共産主義とが、信仰と実践という異なる次元の真理ゆえに両立しうると主張して、共産党入党宣言を行い、内外に論議を巻き起こした。また晩年には『キリスト教脱出記』を出版し、正統的キリスト教信仰を廃して、人間イエスとの主体的な交わりを説くなど、内部からの鋭い問題提起とキリスト教批判とを行った。[石川 都]
『『赤岩栄著作集』全九巻(1972・教文館)』

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