三津(読み)みと

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

三津
みと

静岡県東部,沼津市の駿河湾奥の東縁にある,旧内浦村の中心集落。古くから漁業と富士山の眺望で有名。観光化が進み,淡島の海洋公園とはロープウェーで結ばれている。特に海の動物たちのショーで人気のある「伊豆三津シーパラダイス」 (旧三天然水族館) などは,各地から観光客が訪れる。また,背後の山地にはミカン園の造成が著しく,西浦みかんの主産地。夏のシーズンには,舟釣り,磯釣り海水浴などの客でにぎわう。民宿も多い。富士箱根伊豆国立公園に属する。

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世界大百科事典 第2版の解説

みつ【三津】

伊予国(愛媛県)和気郡,伊予灘に臨む松山城下町の外港。1603年(慶長8)加藤嘉明の時代に初めて船場を設け,船奉行を置いた。35年(寛永12)松平定行の松山入封時に,藩船と船手400戸を船奉行に,町方町奉行に管轄させた。1773年(安永2)町奉行を廃して,船奉行が町方を支配することになった。1663年(寛文3)三津肴問屋が置かれ,95年(元禄8)石積みの防波堤が造成された。このころの生魚問屋株は18で,近世初期から瀬戸内有数の魚市が発達していた。

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大辞林 第三版の解説

さんしん【三津】

古く、内外航路の重要な港であった筑前の博多津はかたのつ、薩摩の坊の津、伊勢の安濃津あのつの三つの港をいう。三箇さんがの津

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事典・日本の観光資源の解説

三津

三箇津(さんがのつ)ともよばれる。中世から近世初頭にかけての国内・海外交通や貿易の要港。明の「武備志」に記載される。このうち博多津は以降も貿易港として繁栄を続けたが、阿濃津・坊津は近世以降その重要性が失われた。
[観光資源] 阿濃津 | 博多津 | 坊津

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