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身分制国家 みぶんせいこっか

百科事典マイペディアの解説

身分制国家【みぶんせいこっか】

等族制国家とも。中世後期ヨーロッパにおける国家形態の一つ。封建国家近代絶対王政中間にみられ,近代の初段階とも考えられる。ある程度強力になった王権(または領邦君主権)が身分制議会勢力均衡を保っているのが特色

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世界大百科事典 第2版の解説

みぶんせいこっか【身分制国家 Ständestaat[ドイツ]】

中世後期,ヨーロッパ各地に成立した国家形態で,特権をもつ諸身分(等族Stände,états)が,身分制議会を通じて,君主の権力行使を制約している点に,その特徴がある。等族制国家ともいう。フランスでは14~15世紀,ドイツの諸領邦ではだいたい15世紀から17世紀ごろにかけて現れたが,その他スペイン,北欧諸国,イタリアの諸君主国,ハンガリーポーランドなどの歴史にも,身分制国家の段階が認められる。ただイギリスの場合は,中世から近代まで議会が連続的に発展しているだけに,中世後期を身分制国家の概念でとらえることが難しい。

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