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身固 みがため

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世界大百科事典 第2版の解説

みがため【身固】

陰陽道で一身の安全を祈って行う呪術作法。平安期以来,天皇が身固をする場合,御衣を陰陽師に与え,これに呪術をほどこす。《宇治拾遺物語》には安倍晴明が少将某を身固するのに,この人物を抱き呪文をとなえ加持した話を載せている。これは密教でいう護持に相当し,一般には撫物(なでもの)と称し,陰陽師の用いる人形を,依頼する人がなでまわしてこれを川に流す呪法も,広い意味からは身固の作法の一部とみなしうる。一説に身固は反閇(へんばい)の略法ともいわれ,反閇は六甲術とも称し,その作法の陰陽道の宗家である賀茂・安倍両氏の習伝するところで,大地を踏む所作(禹歩)が含まれる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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