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禹歩 ウホ

デジタル大辞泉の解説

う‐ほ【×禹歩】

天皇または貴人が外出のとき、道中の無事を祈って陰陽家(おんようけ)がまじないを唱えながら舞踏する作法。反閇(へんばい)。
歩き方が大股であること。
足の不自由な人。
[補説]中国で夏(か)禹王が国土経営のため天下を歩き回ったために、歩行が不自由となったという伝説による語。

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

大辞林 第三版の解説

うほ【禹歩】

( 名 ) スル
〔中国の夏の禹王が治水のため天下をまわり足が不自由になったという伝説による〕 片足を引きずって歩くこと。また、その人。
貴人が外出するとき、陰陽師おんようじが行う邪気を払う呪法じゆほうの故事にならって呪文を唱えつつ千鳥足で歩くこと。反閇へんばい
大またで歩くこと。 「宇内うだいの万国を脚下きやくかにふまへ、-して横行なす事なるに/自由太刀余波鋭鋒 逍遥

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世界大百科事典内の禹歩の言及

【反閇】より

…神楽などでも反閇を踏むことが行われる。反閇を禹歩(うほ)とも呼ぶのは,昔が水土を治め,山川を歩くこと10年でそのため足を傷め満足に歩けなかったという由緒に基づくもので,古代中国の巫術として一方の足をひきずって歩くような形の呪法があったことから付会したものであろう。日本では身固(みがため)としても行われた。…

※「禹歩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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