出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
江戸時代,キリシタンを棄教した者。キリシタンを俵責めした際,転んで助けを求めることから,棄教を転ぶというようになった。棄教の証拠として,寺請・俗請のかたちで請人手形や南蛮誓詞を提出させたり,絵踏が実施された。棄教したのち再び信仰に復帰することを立帰り・立上がりといい,島原の乱に蜂起したキリシタンはこれにあたる。表面上棄教したままキリシタンとして潜伏した者も少なくなかった。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報
…特定の宗教の信仰を別のそれに変えること。これは外発的なものと内発的なものとに分かれる。前者は家族や職業などの要請にもとづき,共同生活を円滑に運ぶためにおこなわれる。後者は痛切な人生体験によって自己の属する宗教に疑問をもつことから生ずるもので,いわゆる〈回心〉に基づいてなされることが多い。西欧世界では,カトリックとプロテスタント相互の間で多くみられ,とくにカトリックから他派へ移る場合は棄教,離教,背教などと呼ばれる。…
…日本では16世紀中期以降カトリック・キリスト教が伝えられたが,やがてきびしい迫害にあい,多くの背教者がでた。いわゆる踏絵による〈転びキリシタン〉がそれである。しかし他面,江戸時代になるとキリスト教の禁圧にもかかわらず,表面的には棄教を装いつつ,ひそかにマリア観音などをつくって信仰を持続したキリシタン(隠れキリシタン)もいた。…
※「転びキリシタン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新