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輸入インフレーション ゆにゅうインフレーションimported inflation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

輸入インフレーション
ゆにゅうインフレーション
imported inflation

海外における物価上昇が原因になって国内に生じるインフレのこと。海外のインフレが波及する経路としては,(1) 輸入品価格が国際的に高騰して,輸入原材料を使っている国内製品の価格が上昇する,(2) 外国のインフレにより国際競争力が強まるため輸出が増加し,国内需要が逼迫して国内価格が上昇する,(3) 上記 (2) と同じ理由で国際収支が黒字となって通貨量が増加し,金融が緩和してインフレ期待が高まることなどが考えられる。

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世界大百科事典 第2版の解説

ゆにゅうインフレーション【輸入インフレーション】

外国のインフレーションが国際経済取引を通じて国内経済に伝播し,そこでインフレを引き起こすこと。とくに第2次大戦後,1971年まで続いた固定為替相場制の末期に深刻な問題とされた。すなわち,1960年代半ばからアメリカ経済において景気の過熱に伴うインフレと国際収支の悪化が著しかったが,しだいに日本や西欧各国(以下各国)においてもインフレ傾向が目立ちはじめ,アメリカのインフレとこれら各国国内のそれとの間の因果関係が注目されるに至った。

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