近衛道嗣(読み)このえ みちつぐ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「近衛道嗣」の解説

近衛道嗣(2) このえ-みちつぐ

1332-1387 南北朝時代公卿(くぎょう)。
正慶(しょうきょう)元=元弘(げんこう)2年生まれ。近衛基嗣(もとつぐ)の子。右大臣,左大臣などをへて,康安元=正平(しょうへい)16年(1361)関白,氏長者となる。従一位。日記「愚管記」がある。至徳4=元中4年3月17日死去。56歳。号は後深心院。

近衛道嗣(1) このえ-みちつぐ

1217-1242 鎌倉時代の公卿(くぎょう)。
建保(けんぽ)5年生まれ。近衛道経(みちつね)の次男侍従,左近衛(さこんえの)中将などを歴任し,仁治(にんじ)元年権(ごんの)中納言。従二位。仁治3年7月13/24日死去。26歳。号は北小路

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の近衛道嗣の言及

【愚管記】より

…南北朝時代の貴族近衛道嗣の日記。記事は1354年(正平9∥文和3)より83年(弘和3∥永徳3)に至るが,現存しない部分も多い。…

※「近衛道嗣」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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