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速射砲 そくしゃほうrapid-firing gun

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

速射砲
そくしゃほう
rapid-firing gun

19世紀後半に登場した,連射が可能な砲。初期の大砲は発射のたびに反動で砲架とともに大きくはね上がり,射撃姿勢,照準ともに狂いを生じ,元の位置に戻すのに時間がかかった。砲架の改良によって反動による砲身の後退を制御できるようになり,また尾栓の改良によって速射が可能になった。

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デジタル大辞泉の解説

そくしゃ‐ほう〔‐ハウ〕【速射砲】

砲弾を迅速に装填(そうてん)・発射できる砲。特に、発射速度の速い中・小口径火砲をいう。転じて、早口でまくしたてることを形容していう語。

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百科事典マイペディアの解説

速射砲【そくしゃほう】

発射速度の大きい中小口径火砲。1887年英国軍艦ハンディに積載された口径4.7(インチ),毎分発射弾数12発のものが最初。その後,砲身,砲架,自動給弾などの進歩で発射速度が増大,現代の艦載砲ではレーダーと電子機器による照準射撃指揮装置を備え,毎分30〜50発,口径は最大20cm。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

速射砲
そくしゃほう

間隔を短く、続けざまに発射可能な火砲。初期の大砲は1時間に1発の射撃で十分とされたが、兵器の発達と戦術思想の変化はより早く撃てる砲を要求するようになった。1860年代に砲が後装式ライフル砲になるや、砲の周辺技術が整備されたこともあり、1分間に12発発射できる艦載速射砲がイギリスに出現した。以来、艦載速射砲は進歩し、自動化されたものは1分間45発の速射性をもつ。これに対し榴弾(りゅうだん)砲やカノン砲など野砲は、構造的に速射性追求は不可能である。むしろ射距離の延長、威力向上、機動性などに重点が置かれている。[猪口修道]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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