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遊動/游動 ユウドウ

デジタル大辞泉の解説

ゆう‐どう〔イウ‐〕【遊動/×游動】

[名](スル)自由に動くこと。
「池の中には…小魚の―するを見るなど」〈鉄腸・花間鶯〉

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世界大百科事典 第2版の解説

ゆうどう【遊動 nomadism】

遊動生活ともいう。動物の空間利用方式の一つ。運動能力に比較して相対的にかなり広い地域を巡回利用するもの。その広さや巡回利用のしかたはさまざまである。元来は人間の遊牧に似た生活をする有蹄類についていわれたが,今日ではもっと広い意味で使われる。遊動をする動物は原則として拠点をもたず,日によって利用区域を異にするが,年間を通してみればかなり規則的な巡回パターンを示す生活を営む。その地域を排他的に占有することはないが,利用のしかたは多少とも占有的である。

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世界大百科事典内の遊動/游動の言及

【移動】より

…また,ひじょうに広い地域ではあるが一定した地域を何週間もかけて巡回している草食獣の場合には,定住しているというかどうかは主観的なものでしかない。遊動nomadismと呼ばれるこの移動の仕方は,遠洋魚の回遊などとともに中間的な現象といえる。 このように中間的な現象はほかにもあり,狭義の移動には実に多様なものが含まれる。…

【遊牧】より

…遊牧とは,定住せずにキャンプ生活をする牧畜を指し,まずそれは,居住地を変えず家畜を飼養する定着的牧畜に形式的に対立している。ここで定着的牧畜といっても,家畜を舎飼いしているもののみを指しているわけではない。毎日,家畜を野に放ち,放牧しながら,居住地を固定しているものもあり,居所を移動しないかぎり定着的牧畜というほかはない。遊牧か否かの判定は家畜の移動の有無ではなく,それを所有管理する牧畜民の居住地の移動の有無によって区別される。…

【移動】より

…また,ひじょうに広い地域ではあるが一定した地域を何週間もかけて巡回している草食獣の場合には,定住しているというかどうかは主観的なものでしかない。遊動nomadismと呼ばれるこの移動の仕方は,遠洋魚の回遊などとともに中間的な現象といえる。 このように中間的な現象はほかにもあり,狭義の移動には実に多様なものが含まれる。…

※「遊動/游動」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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