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運転資本 うんてんしほん working capital

翻訳|working capital

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

運転資本
うんてんしほん
working capital

企業の通常の営業活動を遂行するために必要な資本。資材の購入や労働対価の支払いなどにあてられる資金がその内容をなす。それらは製品原価を構成し,製品の販売を通じて短期に回収される性質のものである。

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デジタル大辞泉の解説

うんてん‐しほん【運転資本】

企業の経営において経常的に必要とされる資本。流動資産総額をさす場合と、流動資産から流動負債を差し引いた金額をさす場合とがあるが、通常は後者をいう。→設備資本

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百科事典マイペディアの解説

運転資本【うんてんしほん】

経常的な購買・製造・販売活動を円滑に運転していくために必要な資金。運転資金とも。会計上は貸借対照表流動資産から流動負債を控除して算定される正味(純)運転資本をさす。

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世界大百科事典 第2版の解説

うんてんしほん【運転資本 working capital】

企業の資金面での流動性を表す包括的な概念で,流動資産全体を総(gross)運転資本といい,流動資産から流動負債を引いた差額を正味(net)運転資本(純運転資本)という。通常の企業活動が続く場合,流動資産は1年以内に現金収入となる資産であり,流動負債は1年以内に現金で支出される債務である。それゆえ,総運転資本は次の1年間に実現する現金としての支払能力全体を意味し,正味運転資本はそこから負債を返済した残りとしての支払余力を表し,これが大きいほど,流動資産の現金化に若干の見込違いが生じても,企業が支払不能という事態に陥る危険が小さいことを意味する。

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大辞林 第三版の解説

うんてんしほん【運転資本】

企業が原料購入や人件費の支払い、あるいは在庫投資などの日常活動に必要とする短期の資金。 → 回転資金

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

運転資本
うんてんしほん

企業資本のうち、日常の企業運営に必要な部分をいう。その具体的内容には3種の考え方がある。(1)流動資産総額を運転資本とするもの。これをとくに総運転資本という(この用法はあまり使われていない)。(2)現金、当座預金受取手形売掛金のように取引活動にただちに動員できる換金性の高い資産のみを運転資本とするもの。これをとくに運転資金といい、内容的にはほぼ当座資産に相当する。日常の原材料の購入、賃金・諸経費の支払いには、この意味の資金準備が不可欠である。(3)流動資産の総額から流動負債の総額を控除した額を運転資本とするもの。これをとくに純運転資本といい、短期間に返済を考慮することなしに運用できる資本部分である。財務流動性(当座の支払能力)の維持に関連するから、財務管理上はもっとも重要な意味をもつ。そこで、企業の運転資本管理では、まず所要(純)運転資本額を算定し、それを維持するために、資本の増加(利益金など)、長期貸付の回収、固定負債の増加などによって流入する資金(源泉)と、固定資産の増加、配当金支払い、固定負債の返済などによって流出する資金(使途)とを計画化し、その実現(維持)に努力目標が置かれる。[森本三男]

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