




(かん)。
は死葬のとき、死者の復活を願って、玉環をその胸もとにおく形で、還帰の意を含む。〔説文〕二下に「復(かへ)るなり」と往復の意とするが、もと復活の意。金文の〔
侯鼎(がくこうてい)〕に「唯(こ)れ征より
る」とあり、早くから帰還の意に用いる。〔詩、斉風、還(せん)〕に「子の
(すみ)やかなる」とは旋の意。速やかに旋ることをいう。
は玉環、ゆえに還に循環の意がある。
・
(せんかん)と通じ、すみやか、すばやい。
カヘル・カヘス・シリゾク・メグル・マイラス・ヤム・タマヘ・マタ
hoanは
(運)hiu
n、回hu
iと古音近く、回転する意があり、また圜hiuan、丸huanもその系統の字。〔詩、斉風、還〕は旋ziuanの音でよまれるが、〔韓詩〕に字を
に作り、「好き皃なり」とあるので、便旋・敏捷の意であろうと思われる。
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[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...