デジタル大辞泉
「沈酔」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ちん‐すい【沈酔】
- 〘 名詞 〙
- ① 酒にひどく酔うこと。酔いつぶれること。酩酊。
- [初出の実例]「応レ醒二月下徒沈酔一、擬レ噤二花前独放歌一」(出典:菅家文草(900頃)二・勧吟詩、寄紀秀才)
- 「李白が沈酔(チンスイ)して、道路にて人に扶られたる様もかくやあらん」(出典:歌舞伎・傾城壬生大念仏(1702)坂田藤十郎)
- [その他の文献]〔後漢書‐崔瑗伝〕
- ② ある状態にひたりきること。
- [初出の実例]「日本孤島内の太平に沈酔し」(出典:日本開化小史(1877‐82)〈田口卯吉〉五)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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「沈酔」の読み・字形・画数・意味
【沈酔】ちんすい
酔いつぶれる。南朝宋・顔延之〔五君詠、阮歩兵(籍)〕詩 沈
、埋照(まいせう)(才徳をかくす)に似たり 寓辭(ぐうじ)(心を託した詩)、託諷に
す。字通「沈」の項目を見る。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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