ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
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繊維など染色されるものの上で酸化により生成と同時に発色する染料。芳香族アミン誘導体は無色であるが、適当な酸化剤で酸化すれば水不溶性の染料となって発色する。アニリンブラックはその代表例であって、芳香族アミンの種類により、黒色、褐色、暗青色、紫色、黄色などの色調のものが得られる。安価で、比較的に堅牢(けんろう)性のよい黒色の染色法として、木綿、レーヨンに使用されていたが、色調が安定して得にくいことや、染色が複雑であること、芳香族アミン類の毒性などにより、しだいに利用されなくなってきている。
人毛や獣毛繊維の染色に用いられるヘア染色にも酸化染料が用いられる。日本ではいわゆる白髪(しらが)染めとして古くから知られているが、ブロンド、ブルネットに染色も可能である。人によっては芳香族アミン(主としてパラフェニレンジアミン)により湿疹(しっしん)や皮膚炎をおこすことがあるので注意が必要である。
[飛田満彦]
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
繊維上で芳香族アミン,ジアミン,あるいはアミノフェノール類を酸化することによって不溶性染料を生成させる染色法をとる染料.既製の染料ではない.アニリンを酸化したアニリンブラックが代表的な酸化染料である.酸化剤としては,木綿の染色の場合には銅塩あるいはバナジウム塩の存在下に塩素酸ナトリウム,二クロム酸カリウム,あるいは黄血塩を用いる.生成する染料の構造は複雑で,一般に不明である.天然繊維を日光や洗濯に強い,渋味のある深い複雑な色相に染め,しかも安価な点に特徴がある.色相は黒色,褐色,暗青色,紫色,黄色などに限定され,木綿やレーヨンに使用されるが羊毛や絹にはほとんど使われない.一部,毛髪用として白髪染めに用いられるものがある.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
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