野葡萄(読み)ノブドウ

デジタル大辞泉 「野葡萄」の意味・読み・例文・類語

の‐ぶどう〔‐ブダウ〕【野××萄】

ブドウ科落葉性の蔓植物つるしょくぶつ山地自生。葉は広卵形で三つから五つに裂けていて、葉と対生して巻きひげが出る。夏、緑色小花多数つける。実は球形で、白・紫・青色などに変わり、大部分虫こぶとなる。食べられない。ざとうえび。へびぶどう。 秋》「―や樹海ゑぐる道一すぢ/風生

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動植物名よみかた辞典 普及版 「野葡萄」の解説

野葡萄 (ノブドウ)

学名Ampelopsis glandulosa var.heterophylla
植物。ブドウ科の落葉つる植物,薬用植物

野葡萄 (ノブドウ)

植物。ブドウ科の落葉つる性植物,園芸植物,薬用植物。エビズルの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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