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金利裁定 きんりさいていinterest arbitrage

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

金利裁定
きんりさいてい
interest arbitrage

資本移動が自由で,内外の資産が完全代替的であるという仮定のもとでは,内外金利差に一致するよう為替レートの変化率が決定されるということ。すなわち自国資産と外国資産の期待収益率が等しくなるように裁定されることを指す。金利裁定は,現物取引だけではなく先物取引に対しても影響を及ぼし,為替レート決定の重要な要因となっている。

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百科事典マイペディアの解説

金利裁定【きんりさいてい】

金融市場間に金利差が存在するときに,低金利の市場で資金を調達して高金利の市場でその資金を運用し利益を稼ぐ取引のこと。利子裁定ともいう。この取引には,かつてさかんであった外国為替市場における2国間の金利差と直物(じきもの)・先物為替相場の乖離率(直先スプレット)との開きを利用したもののほかに,最近では金融自由化などに伴って,一国内の短期金融市場相互間,債券の現物・先物市場間などでも行われている。

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世界大百科事典 第2版の解説

きんりさいてい【金利裁定 interest arbitrage】

国際間に金利差がある場合,国際的に資金を移動して利ざやを稼ごうとする取引のこと。短期国際資本移動の大きな要素である。 固定為替相場制のように為替リスクがない場合は,内外金利差が直接に比較される。たとえば,短期利子率がニューヨークにおいて東京より高かったとすれば,短期資金の運用先を東京からニューヨークへ移すことが有利となる。しかし,変動相場制のもとでは為替リスクが生じるため,内外金利差のみを資本移動の要因とすることはできなくなる。

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大辞林 第三版の解説

きんりさいてい【金利裁定】

金融市場間の金利差を利用し利益を得る行為。また、それによって金利差が解消すること。

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