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金海式土器 きんかいしきどき

世界大百科事典 第2版の解説

きんかいしきどき【金海式土器】

金海土器ともいう。金海貝塚にちなんで,金海遺跡(金海)出土の陶質土器を指標として名づけられた。中国の灰陶の流れをくみ,1世紀後半から4世紀ごろにかけて,朝鮮半島の南東海岸地方を中心にして製作された。先行する無文土器に新たに加わった土器で,のちの伽倻土器へと発展する。精選された粘土を使い,叩き技法で整形された。表面には,整形時の格子目文,縄蓆(じようせき)文,平行線文を残し,横位の沈線文をめぐらす。主として,還元炎焼成によって硬く焼き上げられ,黝青(ゆうせい)色のものが多いが,なかには灰色,黄褐色を呈するものもある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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