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鉱液 こうえき

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

鉱液
こうえき

(1) ore solution 鉱床用語。鉱床を形づくる鉱物の成分を溶かした液。 (2) pulp 選鉱用語。粉末状の鉱石 (または石炭) と水との混合物で,懸濁液の状態になっているもの。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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大辞林 第三版の解説

こうえき【鉱液】

鉱床を生成するもととなる熱水溶液。岩石やマグマから多量の有用元素を溶解・運搬し、地殻内の特定の場所にそれらを沈殿させる。鉱化流体。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

鉱液
こうえき

鉱床を形成している有用元素を運んでくる水溶液、融体、気体などの流体のこと。鉱化流体ともいう。鉱液にはいろいろな起源の流体が考えられる。硫化物を主とする融体、クロム鉄鉱を多く含むマグマなどは、橄欖(かんらん)岩・斑糲(はんれい)岩などのマグマから分離して生じている鉱液である。また、花崗(かこう)岩質マグマが結晶化していく過程でまだ結晶していない残液から、銅、スズ、モリブデン、タングステン、亜鉛、鉛などの重金属の塩類を含む水溶液が分離し、地殻内を移動し、鉱脈形成の鉱液となっている場合もある。火成岩から分離したものでなくても、地殻内を循環して、岩石中にわずかに含まれる有用元素を溶出して、さらに地殻内の特定の場所でこれらの元素を種々の化合物の形で沈殿させたような地殻内循環熱水も一種の鉱液と考えられる。このように考えると、マンガン団塊については海水が、堆積(たいせき)性ウラン鉱床については天水・河川水が広義の鉱液に相当するが、一般にここまで鉱液の定義を拡張してはいない。[飯山敏道]

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