デジタル大辞泉 「閲歴」の意味・読み・例文・類語 えつ‐れき【閲歴】 [名](スル)1 人が今まで社会的にたどってきた跡。経歴。履歴。2 経験すること。「只それ丈の刹那せつなの知覚を―したというに過ぎなかったので」〈鴎外・雁〉[類語]経歴・履歴・前歴・略歴・過去・学歴・職歴・病歴・素性・生い立ち・育ち 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「閲歴」の意味・読み・例文・類語 えつ‐れき【閲歴】 〘 名詞 〙① ( ━する ) 年月など時間が過ぎ去ること。経過すること。〔旧唐書‐吐蕃伝〕② 人がそれまで経てきた事柄の次第。経歴。履歴。〔改訂増補哲学字彙(1884)〕[初出の実例]「不幸なる閲歴を聞きて」(出典:舞姫(1890)〈森鴎外〉)③ ( ━する ) 人が物事に接して知識、技能などを得ること。また、その得たもの。経験。[初出の実例]「我等毎日の閲歴よりして、得るところの実益は、遙かに学校の教の上(かみ)に出でたり」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「閲歴」の読み・字形・画数・意味 【閲歴】えつれき 経過する。清・石濤〔梅竹小幅、四首、一〕六をするに、惟だ隱 離たる殘臘、倍(ますます)字通「閲」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報