防火管理者(読み)ボウカカンリシャ

デジタル大辞泉 「防火管理者」の意味・読み・例文・類語

ぼうか‐かんりしゃ〔バウクワクワンリシヤ〕【防火管理者】

学校病院工場・オフィス・商業施設共同住宅など不特定多数の人が利用する建物施設において、火災による被害を防止するため、消防計画の作成消防用設備の維持管理、消火・避難訓練の実施など、防火管理上必要な業務を行う責任者消防法に基づいて、建物・施設の管理権原者が選任する。国家資格所定講習を修了することで取得できる。→防災管理者統括防火管理者

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「防火管理者」の意味・読み・例文・類語

ぼうか‐かんりしゃバウクヮクヮンリシャ【防火管理者】

  1. 〘 名詞 〙 学校、病院、工場、興行場などに置かれて、消火、通報、防火設備の整備、火気取扱の監督など防火に関する業務にあたる責任者。
    1. [初出の実例]「政令で定める資格を有する者のうちから防火管理者を定め」(出典:消防法(1948)八条)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android