阿寒湖畔温泉(読み)アカンコハンオンセン

デジタル大辞泉 「阿寒湖畔温泉」の意味・読み・例文・類語

あかんこはん‐おんせん〔‐ヲンセン〕【阿寒湖畔温泉】

北海道東部、阿寒湖畔にある温泉泉質単純温泉炭酸水素塩泉硫黄泉阿寒湖温泉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本歴史地名大系 「阿寒湖畔温泉」の解説

阿寒湖畔温泉
あかんこはんおんせん

阿寒湖畔にある温泉。泉質は単純泉。古くから知られる温泉で、「東蝦夷地場所大概書」に「久寿里の(湖) てしかゝ あかん三ケ所温泉あり」とみえ、「東行漫筆」には「アカンに温泉場有之。湯元にて此所に小屋有之」「アカン山の湯は湿によし」とある。「戊午日誌」(安加武留宇智之誌)には「又は温泉の事(中略)右の方より小川一ツ来る。其上に高凡三四丈囲り凡三十七八間も有るべき丸き岩の、赤白く硫黄にて染まりしもの有て、其上に穴の如きもの有。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「阿寒湖畔温泉」の意味・わかりやすい解説

阿寒湖畔温泉
あかんこはんおんせん

北海道東部,釧路市阿寒湖の湖畔にある温泉。阿寒湖の南岸に位置し,旅館やみやげ品店が立ち並ぶ道東第一の観光温泉地を形成。泉質は単純泉。泉温は 66℃。湯量は豊富である。マリモ (毬藻)観賞遊覧船が発着し,阿寒湖のほか摩周湖屈斜路湖周遊観光の一大拠点をなす。湖畔近くに阿寒湖周辺の動植物などについて解説・展示した阿寒湖畔エコミュージアムセンターがある。雄阿寒岳雌阿寒岳への登山基地でもある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android