事典 日本の地域ブランド・名産品 「阿波和紙」の解説
阿波和紙[紙工芸・和紙]
あわわし
主に吉野川市で製作されている。その歴史は古く、奈良時代に朝廷に使えていた忌部族の人々が、麻や楮を植えて紙や布の製造を始めたのが起源という。紙漉きに適した清水に恵まれた徳島県西部の地域で、現在も伝承技法をいかし丁寧に手漉き和紙がつくられている。徳島県伝統的特産品。1976(昭和51)年12月、通商産業大臣(現・経済産業大臣)によって国の伝統的工芸品に指定。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報