阿見町(読み)あみまち

日本歴史地名大系 「阿見町」の解説

阿見町
あみまち

面積:七〇・七五平方キロ

郡北西部に位置する。北は霞ヶ浦に臨み、東は美浦みほ村・江戸崎町、南は牛久うしく町、西は土浦市に接する。町の大部分は平坦な台地で、台地上を江戸崎・龍ケ崎に至る県道が通り、霞ヶ浦湖岸低地には土浦あずま村を結ぶ国道一二五号が走る。

明治期(一八六八―一九一二)までは純農村地域であったが、大正一〇年(一九二一)の臨時海軍航空術講習部(翌年霞ヶ浦海軍航空隊となる)の設立によって様相が一変し、海軍の町として知られるようになる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「阿見町」の意味・わかりやすい解説

阿見〔町〕
あみ

茨城県南部,霞ヶ浦西岸にある町。 1945年町制。 55年朝日,君原の2村と合体。同年舟島村を編入。 22年霞ヶ浦海軍航空隊がおかれ,第2次世界大戦中は海軍飛行予科練習生の訓練地として知られた。戦後,旧軍施設は茨城大学農学部,病院,工場,住宅などに転用された。一部は陸上自衛隊駐屯地となっており,武器学校,補給廠などがある。土浦市とともに首都圏の都市開発地域に指定され,食品・機械工業が進出している。湖岸を国道 125号線が通る。面積 71.40km2人口 4万8553(2020)。

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