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降魔 ごうま

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

降魔
ごうま

悪魔を降伏 (ごうぶく) すること。釈迦八相の一つ。釈尊がいままさに悟りに達しようとして菩提道場 (ぼだいどうじょう。悟りを開く場所) に坐しているとき,魔王波旬はその美しい娘をつかわしていろいろに誘惑し,あるいは幾億もの異形の魔軍を送って恐怖させて,その悟りを妨げようとしたが,ことごとく釈尊に降伏され退散させられた。

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大辞林 第三版の解説

がま【降魔】

〔「がうま」の転〕
ごうま(降魔) 」に同じ。

ごうま【降魔】

〘仏〙 心の中に生じる煩悩魔や外から襲ってくる天魔などの悪魔を、仏法の力によって打ち倒すこと。悪魔を降伏ごうぶくすること。がま。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

降魔
ごうま

悪魔を退治し降伏(ごうぶく)すること。悪魔の誘惑を克服すること。仏伝によれば、釈尊(しゃくそん)(釈迦(しゃか))が悟りを完成させんがために菩提樹(ぼだいじゅ)の下で禅定(ぜんじょう)に入っていたとき、いろいろな悪魔が甘言をもって誘惑したり、暴威をもって脅迫したが、釈尊はそれらの妨害をすべて退けた。これを「降魔」という。実際は、釈尊が心の中の煩悩(ぼんのう)に打ち勝ったことを表現したものである。仏の一生涯で重要な八つの事件、すなわち八相(はっそう)(降兜率(ごうとそつ)、託胎(たくたい)、降生(ごうしょう)、出家(しゅっけ)、降魔、成道(じょうどう)、説法、涅槃(ねはん))の一つ。[阿部慈園]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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