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電力計 でんりょくけいwattmeter

翻訳|wattmeter

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

電力計
でんりょくけい
wattmeter

電力は電圧電流の積として得られ,交流の場合はその時間的平均値をいう。その測定には,固定コイルと可動コイルの2組のコイルをもつ電流力計型計器が最も多く用いられ,一方に負荷電圧に比例した電流を,他方に負荷電流に比例した電流を流すと,その積に比例したトルクが得られる。その他ダイオードによる二乗折線回路を利用したものもあり,高周波では熱に変換して測定するもの (カロリーメータ,ボロメータ・ブリッジ) が多く用いられる。

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百科事典マイペディアの解説

電力計【でんりょくけい】

ワットメーターとも。電力を測る装置。電源と負荷との間に接続し,負荷にかかる電圧と負荷電流との積を測るものと,一定の負荷に電力を吸収させて測定するものがある。固定コイルに負荷電流を流し,可動コイルに高い直列抵抗を通じて負荷にかかる電圧を加える電流力計型電力計が一般的。

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世界大百科事典 第2版の解説

でんりょくけい【電力計 wattmeter】

電気回路または負荷に消費される電力を測定する計器で,単相電力計,三相電力計がある。指示計器としては電流力計形が交直両用かつ直流で校正できるため多く用いられる。1対の固定コイルに電流,可動コイルに電圧に比例した電流を流すことにより,回転力を発生,直流の場合EI,交流の場合EIcosθの電力を指示させる。E,I,θは電圧,電流および電圧と電流の位相角である。精度は0.5%が限界である。三相電力計は2個の単相電力計の可動コイルを同一軸につけて指示させるものである。

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大辞林 第三版の解説

でんりょくけい【電力計】

電力を測る計器。磁界内で可動コイルを回転させて瞬時値を指示させるものと、渦うず電流を利用し、電力を積算指示する積算電力計(電力量計)とがある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

電力計
でんりょくけい
watt meter

直流あるいは交流の電力を測定する計器。電流力計型計器がもっとも多く利用されている。電流力計型計器は、一方が固定で他方が可動の二つの空心コイルの相互作用を利用しているが、電力計の場合は、その固定コイルに電流を流し、可動コイルには高抵抗を直列接続して電圧を印加し、電圧に比例した小電流を流すようになっている。可動コイルに発生するトルクは、これら二つのコイルに流れる電流の瞬時値の積に比例し、結局印加された電流と電圧の積に比例するので、印加電力が測定できることになる。
 交流電力の測定にはデジタル電力計も用いられている。この計器には、乗算器によって電圧および電流信号を乗算し、電力に比例した信号を得てデジタル化して表示する方式のものと、電圧・電流信号をアナログ・デジタル変換器によってデジタル化し、コンピュータによって電力を計算し、デジタル表示する方式とがある。前者の方式でもっとも多く用いられているのは時分割乗算(パルス幅変調)方式で、その原理は、電圧の瞬時値を時間に変換し、その時間内に流れる電流の総量が時間と瞬時電流の積になること、したがって瞬時電力に比例することに基づいている。[山崎修快]

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