出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
…世界に例を見ない論争というべきであろう。
[電源三法と漁業者]
カルバート・クリフス原子力発電所をめぐる裁判の争点とまったく同じ温排水問題が,日本では原子力発電所立地当初から存在した。ただアメリカと異なり日本には国家環境政策法といった保護法は存在しておらず,環境アセスメント法案さえ産業界の反対で成立できないでいる。…
…60年代末以降,住民や地方自治体の電源立地反対が強まり,電源開発は停滞した。こうした事態に対応すべく登場したのが,74年制定の電源三法である。これは(1)電源開発促進税法に基づいて電力会社から税金をとり,その資金を(2)電源開発促進対策特別会計法に基づいて特別会計にプールし,(3)発電用施設周辺地域整備法によってその資金を関係地方自治体に交付し,福祉施設等を建設させるという,いわば飴を与える政策である。…
※「電源三法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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