デジタル大辞泉
「音通」の意味・読み・例文・類語
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おん‐つう【音通】
〘名〙
① ある語の
音節が五十音図の同行または同段において、他の音節と相通すること。たとえば、「たけやぶ」と「たかやぶ」、「まぼる」と「まもる」の類。但し、「つばひらか」が「つまひらか」になったり、「しまらく」が「しばらく」になるなどは、音韻変化である。
音韻交替。
※殿村篠斎宛馬琴書簡‐天保四年(1833)三月八日「木造 きづくりこづくり の唱抔〈略〉。
乍然、キ・コ音通なれば、甚しきあやまりにもあるまじく候」
②
俳諧で、五十音図の同行または
同列の音が句の中間で重なること。たとえば、「古池や蛙飛びこむ水のをと」の「や」と「か」、「
年寄のほくほくと行くかすみ哉」の「く」と「か」の類。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
音通
正式社名「株式会社音通」。英文社名「Ontsu Co., Ltd.」。小売業。昭和56年(1981)設立。平成18年(2006)持株会社に移行。本社は大阪府吹田市垂水町。発祥はレコード販売・レンタル業。食料品・生活雑貨販売やカラオケ機器販売・スポーツクラブ運営などを子会社により行う。主力は100円ショップ「FLET'S」などのフランチャイズチェーン展開。東京証券取引所第2部上場。証券コード7647。
出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報