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額田六福 ぬかだ ろっぷく

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美術人名辞典の解説

額田六福

大正・昭和期の劇作家。岡山県の人。明治4年処女作『踏絵』を書き翌年岡本綺堂門に入る。『出陣』が新演芸の懸賞脚本に当選し、翌年歌舞伎で上演され劇作家としての地位を確立した。代表作に『真如』『天一坊』等があり『毒鼓』『風流一代男』等の大衆小説もある。綺堂歿後も雑誌『舞台』を主宰して後進の指導につとめた。昭和23年(1948)歿、59才。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

額田六福 ぬかだ-ろっぷく

1890-1948 大正-昭和時代前期の劇作家。
明治23年10月2日生まれ。岡本綺堂(きどう)に師事。大正5年「新演芸」の脚本募集に「出陣」が入選。以後,歌舞伎・新派・新国劇のために,時代劇を中心に執筆。綺堂の没後は戯曲雑誌「舞台」を主宰した。昭和23年12月21日死去。59歳。岡山県出身。早大卒。本名は六福(むつとみ)。作品に「冬木心中」「白野弁十郎」「真如」など。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

額田六福
ぬかだろっぷく
(1890―1948)

劇作家。本名六福(むつとみ)。岡山県に生まれる。早稲田(わせだ)大学英文科卒業。青年期に病気で右手を失い、脚本作家を志して岡本綺堂(きどう)に師事。1916年(大正5)雑誌『新演芸』の懸賞脚本に『出陣』が入選し、地歩を固めた。以後、歌舞伎(かぶき)、新派、新国劇などのため、時代劇を主とする大衆性、娯楽性に富んだ大劇場中心の脚本を多く提供した。また、30年(昭和5)創刊の岡本綺堂監修の戯曲雑誌『舞台』の編集・経営に終始力を尽くした。代表作に『小梶丸(こかじまる)』『寛永(かんえい)遺聞』『冬木(ふゆき)心中』『真如(しんにょ)』『天一坊』『白野弁十郎(しらのべんじゅうろう)』(『シラノ・ド・ベルジュラック』の翻案)などがある。[菊池 明]
『渡辺やえ子編『額田六福戯曲集』(1969・青蛙房)』

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世界大百科事典内の額田六福の言及

【翻案】より

…翻案は原作の主要な筋の借用や一部の模倣をしながらも原作を髣髴(ほうふつ)とさせるところを残す作品であるが,原作とはまったく異相を呈し別の生命力をもった作品と,原作そのままのような剽窃(ひようせつ)作品との中間に位置する。エドモン・ロスタン《シラノ・ド・ベルジュラック》の額田六福(ぬかだろつぷく)(1890‐1948)による翻案《白野弁十郎》はとくに有名である。【富田 仁】。…

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