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風俗警察 ふうぞくけいさつ

大辞林 第三版の解説

ふうぞくけいさつ【風俗警察】

社会公衆の善良の風俗に有害な影響を及ぼす行為の取締りおよび予防を目的とする警察。保安警察の一。風俗営業・売春・未成年者の飲酒喫煙等の取締りがその例。

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世界大百科事典 第2版の解説

ふうぞくけいさつ【風俗警察】

警察活動を分類する場合の一類型で,善良な風俗を維持するための警察活動をいう。風俗警察は,第2次大戦前は,予防警察として法令および警察命令に基づき,もっぱら警察機関により,新聞,出版物,映画フィルムなどに対する検閲,風俗関係の諸営業,さらに旅館・興行場,浴場などに対する臨検,営業停止,許可取消しといった手段を用いて行われ,市民的自由は大きく制限されていた。戦後は,警察への権限集中は排除され(たとえば,旅館などは公衆衛生見地から他の行政機関の所管となった),警察機関による風俗警察は,売春犯,賭博犯,猥褻犯に対する刑事法上の取締りと,風俗営業に対する一定の規制を中心に行われてきた。

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