共同通信ニュース用語解説 「香港基本法」の解説
香港基本法
中国の「特別行政区」である香港の憲法に当たり、1990年に全国人民代表大会(全人代=国会)で採択された。97年の中国への返還後も資本主義を継続し、私有財産権、言論、集会、信仰の自由などを認める「高度の自治」を50年間維持することを保障。一方で基本法18条は「全人代常務委員会は香港政府がコントロール不可能な動乱が香港で発生した場合、中央政府が中国の法律を香港で実施する」と規定。戒厳令発令や人民解放軍投入を可能にする根拠となっている。(香港共同)
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