ごたごた(読み)ゴタゴタ

デジタル大辞泉の解説

ごた‐ごた

[副](スル)
雑然として秩序のないさま。ごちゃごちゃ。「美辞麗句をごたごた(と)並べる」「室内がごたごた(と)して落ち着かない」
混乱や争いが起こっているさま。「会社の中が人事問題でごたごた(と)している」
[名・形動]
争い。もめごと。紛争。「隣家との間にごたごたが絶えない」
整理がつかず雑然としていること。また、そのさま。「引き出しの中のごたごたを整理する」
「みんな、―に席へ着いた」〈漱石三四郎
[アクセント]タゴタ、はゴタゴタ

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大辞林 第三版の解説

ごたごた

[1] ( 副 ) スル
秩序やまとまりのないさま。 「古道具を-(と)並べた店先」 「 -(と)した町」 「 -に詰め込む」
物事が紛糾するさま。もめるさま。 「境界線をめぐって-する」
[0][4] ( 名 )
争い。もめごと。いざこざ。 「 -の絶えない家」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

ごた‐ごた

[1] 〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
① 物事が秩序なく混雑しているさまを表わす語。ごちゃごちゃ。〔詞葉新雅(1792)〕
※多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉後「車夫は雑然(ゴタゴタ)と火鉢に聚(たか)って酒を飲むでゐる」
② 物事が混乱し、もつれているさま、もめごとの起こっているさまを表わす語。
※恋を恋する人(1907)〈国木田独歩〉三「今夜はごたごたして居るから明日お目にかかる積(つもり)で居ましたの」
[2] 〘形動〙 無秩序に乱れるさま。
※浄瑠璃・本朝三国志(1719)四「しまだほどけて乱髪、こまくら、かうがいごたごたに、櫛のはみだすごとくなり」
[3] 〘名〙
① もめごと。争い紛擾(ふんじょう)。紛糾。紛争。
※花間鶯(1887‐88)〈末広鉄腸〉中「遙(は)るばる東京まで往って一家にゴタゴタでも出来ては面白からずと」
② 不用の家具や調度品の雑物。がらくた。骨董。〔和訓栞(1777‐1862)〕

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