( [ 一 ]について ) ( 1 )①のかかり方については諸説あるが定説はない。(イ) 手纏(たまき)を佩(は)く内の朝臣(武内宿禰)の意で、「内の朝臣」の「内」と同音でかかる(記紀の例は枕詞としない)。(ロ) 手纏を佩く腕の意で、「腕」と類音でかかる。(ハ) 玉を刻む意で、「打ち」と同音でかかる。(ニ) 玉作りの本拠地である「宇智」へかかる、など。
( 2 )③の用法は、「命」の「い」にかかるという意識の転じたものといわれ、あるいは「礒宮」にかかる用法には古い伝誦があったのかとも想像されている。
( 3 )⑤の「万葉」例の「吾が山」は、「春山」の誤りとする説も多い。一説に、玉の輪をきざむ意で「わ」にかかるという。後世の例は、これを学んだものか。
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...