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鳳仙花 ホウセンカ

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デジタル大辞泉の解説

ほうせん‐か〔‐クワ〕【×鳳仙花】

ツリフネソウ科の一年草。高さ約60センチ。葉は長楕円形で互生する。夏から秋、葉のわきに花を横向きにつけ、色は赤・桃・白色や絞りなど。実は熟すと破れて種子を飛散する。インド・中国の原産で、日本には古く渡来。花びらをもみつぶして爪を染めたことから爪紅(つまくれない・つまべに)ともよぶ。 秋》「降り足らぬ砂地の雨や―/久女

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世界大百科事典 第2版の解説

ほうせんか【鳳仙花】

朝鮮近代芸術歌曲のうち,最も有名な作品。1920年ころの作曲。洪蘭坡(本名・洪永厚。1897‐1941。京畿道水原出身)が小説《乙女の魂》を出版するとき,本の扉に〈哀愁〉と題するバイオリン曲を作曲して楽譜をのせたのが原曲である。その美しい旋律を見た音楽家金享俊は,〈垣根の陰に咲く鳳仙花よ,君の姿はあわれなれば〉(第1節前半)と,当時の朝鮮の人々のおかれた不当な状況を比喩して作詞した。この曲を,有名なソプラノ歌手金天愛が狂わんばかりの独特の唱法でうたって以来,全国的に広がった。

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大辞林 第三版の解説

ほうせんか【鳳仙花】

ツリフネソウ科の一年草。東南アジア原産。庭や花壇に植える。茎は軟らかく、高さ約50センチメートル。葉は広披針形。晩夏から仲秋にかけ、葉腋に紅・白・淡紅色などの花をつける。果実は紡錘形で、熟すと裂けて種子を飛ばす。古くは花で爪を染めた。爪紅つまべに・つまくれない。染指草せんしそう[季] 秋。

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