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鶯塚古墳 うぐいすづかこふん

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国指定史跡ガイドの解説

うぐいすづかこふん【鶯塚古墳】


奈良県奈良市春日野町の若草山の頂上、標高341.8mにある前方後円墳。全長が103m、後円部径61m、前方部幅約50m。『枕草子』にも登場する「うぐひすのみささぎ」がこの古墳と伝えられ、後円部の頂上には1733年(享保18)に建てられた「鶯陵」の石碑がある。古墳は側面を平野側に向け、葺石(ふきいし)や円筒埴輪(はにわ)がみられるが、この円筒埴輪は後円部頂上を円形にめぐるものと、前方部からくびれ部にかけて2列に直線的に並ぶものがある。そのほか船形や家形埴輪が採集され、前方部の西南隅から小型の内行花文鏡や滑石(かっせき)製の斧が出土した。前方後円墳の発展過程を知るうえで重要とされ、1936年(昭和11)に国の史跡に指定された。その後、奈良公園の一部として管理・補修が行われ、芝張り、保護柵、標柱、説明板の設置などの整備が進められた。近畿日本鉄道奈良線近鉄奈良駅から徒歩約30分。

出典|講談社
(C)Kodansha 2013.
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世界大百科事典内の鶯塚古墳の言及

【若草山】より

…全山が芝草でおおわれ,山容が三重になっているため俗に三笠山と呼ばれ,南にある春日山の一峰御蓋(みかさ)山(三笠山)と混同されることが多かった。三笠火山群に属し,凝灰岩の間に安山岩が噴出,のち浸食をうけた二次的な溶岩丘で,奈良盆地を一望のもとに見下ろす山頂には鶯塚古墳(史)がある。全長約103mの前方後円墳で,能因本《枕草子》にみえる〈うぐひすのみささぎ〉にあてる伝えがあった。…

※「鶯塚古墳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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