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黒沢尻 くろさわじり

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

黒沢尻
くろさわじり

岩手県南部,北上市の中心市街地。旧町名。北上川和賀川の河岸段丘上にあり,古くは前九年の役古戦場として知られる黒沢尻柵が築かれたところ。奥州街道宿駅でもあったが,江戸時代には北上川舟運に伴い盛岡藩南端の積替港となった。藩倉,御蔵奉行,御船奉行,船問屋などがおかれ河港集落として栄えた。現在も JR東北本線と北上線の分岐点であり,交通の要地。近くにサクラ並木の展勝地公園があり,毎年8月中旬,鬼剣舞鹿踊りなどの郷土芸能祭が催される。

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百科事典マイペディアの解説

黒沢尻【くろさわじり】

北上(きたかみ)[市]

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世界大百科事典 第2版の解説

くろさわじり【黒沢尻】

陸奥国和賀郡の在郷町。現在の岩手県北上市(1954年市制)の中心地域。北上川と和賀川の合流地域にある交通の要所。古代には和賀郡の郡衙所在地であったといわれ,また平安時代陸奥に勢力をはった安倍頼時の子,安倍黒川五郎正任の故跡といわれる館跡がある。近世には盛岡藩領で,1604年(慶長9)町割りが行われ,三斎市が開かれ,この地方の中心的な市場町として発展した。また黒沢尻,鬼柳の両通り地域を支配する代官所も設置され,奥州街道(松前道)の馬継所としても重要であった。

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大辞林 第三版の解説

くろさわじり【黒沢尻】

岩手県北上市の中心地。平安時代に黒沢尻柵が置かれ前九年の役の戦場であった。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔岩手県〕黒沢尻(くろさわじり)


岩手県北上(きたかみ)市の中心地区。旧黒沢尻町が1954年(昭和29)周辺6村と合併、北上市となる。江戸時代からの在郷町。盛岡(もりおか)藩領南端の要衝、水陸交通の拠点として発展。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

黒沢尻
くろさわじり

岩手県中南部、北上(きたかみ)市の中心地区。旧黒沢尻町。市街地は北上川と和賀(わが)川の合流する河岸段丘上にある。前九年の役には黒沢尻柵(さく)が築かれた所で、江戸時代は奥州街道の宿場として、また北上川舟運の河港として栄えた。[編集部]

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世界大百科事典内の黒沢尻の言及

【北上[市]】より

…岩手県北上盆地の中央にある市。1954年和賀郡黒沢尻町と飯豊,更木,二子,鬼柳の4村,胆沢郡相去,江刺郡福岡の2村が合体して市制。人口8万7969(1995)。…

※「黒沢尻」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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