改訂新版 世界大百科事典 「フーイエ」の意味・わかりやすい解説
フーイエ
Octave Feuillet
生没年:1821-90
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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フランスの小説家、劇作家。ノルマンディーの都会サン・ローに生まれる。第二帝政時代に皇帝夫妻の信任を得て一種の文化顧問を務めた。1857年『ダリア』で認められ、翌58年には『貧しい青年の物語』が、ミュッセほどの深みはないが、甘い空想が時流にあい、小説化してベストセラーになった。そこでボードビル座で上演されると、満員客止めの劇場へ入場を迫る群衆が殺到する騒ぎだった。『カモール氏』(1867)も代表作だが独創性を欠き、写実主義演劇を促す遠因の一つだった。アカデミー会員。
[本庄桂輔]
『江口清訳『ある貧しき青年の話』(1948・新人社)』
国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...
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