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アカデミー・フランセーズ Académie française

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アカデミー・フランセーズ
Académie française

フランス学士院 Institut de Franceを構成する5つのアカデミーの一つ。 1630年頃から,文筆家や文学愛好者が,詩人コンラールの家に集って文学を論じていたのを,時の宰相リシュリューが聞き及んで,これを文芸一般の公共機関として保護することを思いついた。 34年規約が制定され,35年国王ルイ 13世の勅許状が下り,公式に発足。大革命期に一時解散したが,王政復古とともに復興,今日にいたっている。会員数は 40名に限られており,彼らは「不滅の人」と称される。欠員の生じた場合,全会員が候補者の資格,業績を審査,絶対多数を得たものを新会員とする。その時代の有名作家のアカデミー入会をめぐって,話題となることが多い。フランス語の純化をおもな任務とし,『アカデミー辞典』および文典を編纂している。

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百科事典マイペディアの解説

アカデミー・フランセーズ

フランス学士院の五つのアカデミーのうち最古のもの。1635年に時の宰相リシュリューの尽力で創立。定員40名で,終身制。会員は〈不滅の40人〉を呼ばれ,入会することはフランス国民の最高の栄誉とされる。
→関連項目クレールシュリ・プリュドムフランス語ユルスナール

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アカデミー・フランセーズ
あかでみーふらんせーず
Acadmie Franaise

フランス翰林(かんりん)院。フランス学士院Institut de Franceを構成する五つのアカデミーのうちもっとも古くて権威がある。1635年に宰相リシュリューによりフランス語の保存と純化を目的として創設され、「不滅の人」ともよばれる40名の終身会員により構成される。物故者が出ると、立候補者のなかから全会員の投票で後継者を選定するが、当代の代表的文人、学者が選ばれることが多い。『アカデミー・フランセーズ国語辞典』Le Dictionnaire de l'Acadmie Franaiseの編集がおもな仕事で、1694年の初版以来第9版(1992)まで刊行されている。編集作業は毎週木曜日の定例会合で行われている。ほかに、1932年、1933年には文法書を出版したことがあり、また各種の賞の選考や授与も行っている。歴代の会員には、レビ・ストロース、イヨネスコ、グリーン、セールMichel Serres(1930― )、カレール・ダンコースHlne Carrre d'Encausse(1929― )らがいる。[支倉崇晴]
『Jean-Paul Caput L'Acadmie Franaise(1986, Presses Universitaires de France, Paris)』

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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