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ABC分析 えーびーしーぶんせき

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

ABC分析

構成比率の高いものから順に[[データを並べ、たとえば、構成比80%までの項目をA、構成比80%から95%までの項目をB、その他をCというようにランク付けし、パレート図を使って項目の重要度を分析する方法。

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デジタル大辞泉の解説

エービーシー‐ぶんせき【ABC分析】

企業の管理する対象を重要度によってABCのグループに分け、それぞれの特性に応じた管理方式を実施するために行われる分析。多品種を扱う企業で、在庫管理品質管理得意先管理などに用いる。パレート分析。

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ナビゲート ビジネス基本用語集の解説

ABC分析

もともとは在庫管理のための手法。例えば商品を売上高(数)の高い順に並べると、上位の数品目で売上高(数)の多くを稼いでおり重要な商品とみなすことができる。逆に下位に位置する商品を多数集めても売上高(数)に占める割合はさほど多くない。そこで、これらを一様に管理するのでなく、重要度に応じてABCの3つのグループに分類し、重要度に応じた管理をすると効率が良いとする考え方。この手法は商品に対してだけでなく、顧客管理の方法としても用いられている。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ABC分析
エービーシーぶんせき
ABC analysis

多くの対象項目を重点的に管理するための基本的なパターンで,累計項目数をパーセンテージで表示したパレート曲線で表わされる。パレート曲線は縦軸に個数,件数,量,金額などの累積数量に対する百分率をとり,横軸には品種,原因,要因などの項目を率の大きい順にとることによって作成することができる。A項目は最も重点的に管理され,C項目は管理を簡略化する。 ABC分析は多品目の重点管理の手法として在庫,品質,原価,設備などの管理に用いられる。小型コンピュータを使用しての売上管理などの場合,すべての品目の売上高を管理することがむずかしい場合などは,15~20%程度の品目を管理することによって総売上高の 75%から 80%近くを把握することができることなどもその一例である。要するに売上高のウエイトの高い商品に管理努力を集中し,少い費用で高い効果を得ようとするものである。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ABC分析
えーびーしーぶんせき
ABC analysis

管理しようとする対象をA、B、Cの3グループに分け、それぞれの特性に対応した管理方式(ABC管理)を重点的に実施するための前提となる分析をいう。在庫管理、品質管理、得意先管理などに用いられる。
 在庫管理を例にとって説明しよう。購入資材には、単価が高く少量しか使用しないものから、単価が安く大量に使用するものまでさまざまなものがある。まず(1)購入金額(単価×購入量)の大きな品目順にグラフの横軸に並べる。(2)縦軸に金額をとり、各品目の累計曲線を描く。通常この曲線は、右上りの逓減曲線の形をとる。(3)累計総金額の70~75%までに入る品目をAグループ、それを超えて90~95%までに入る品目をBグループ、残りをCグループとする。Aグループは、品目は少ないが金額が大きいから、入念に個別的に管理する必要がある。これと対照的に、Cグループは、品目は多いが金額が少ないから、定型的チェックを主とし、例外的事態だけを管理するようにする。Bグループは、これらの中間的な管理をする。
 ABC分析は、イタリアの経済・社会学者V・パレートが社会現象について発見した「少数要因によって大勢は左右される」という法則を基礎にしているため、パレート分析ともよばれる。この法則を応用すれば、まんべんなくあらゆる事象に管理努力を払うことはむだであるうえ、効果が低く、Aグループの集中管理が望ましいことになる。[森本三男]

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