CAD(読み)キャド

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

CAD

コンピューターを使って設計・デザインすること。コンピューター支援設計とも呼ばれる。機械用、建築用、建築設備用、土木用、電気用、回路用、基板用、半導体回路分野などさまざまな分野用に各種のCADソフトウェアが用意されている。また、従来は製品の断面図を作成し、製図用途に応用する2次元CADが主流だったが、近年は3次元図形処理を行い、立体状の製図を直接操作する3次元CADが主流である。

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知恵蔵の解説

CAD

2003年6月に始まったフランスの農業環境政策。基本的な枠組みは1997年のフランス新農業法で採用されたCTE(経営に関する国土契約)と類似。CTEは「環境・国土」及び「投資・雇用」の2つの側面について国と農業者との間で契約を取り交わし、その取り組みに伴う所得減少を平均で10a当たり約2700円補償していた。CADでは農場単位で経営改善を図る農業者と県知事との間の契約に対して助成金を支払う。改善内容や助成金単価は、県の条例がEU理事会規則の枠内で定める。有機農業の導入など環境的事項は必須で環境重視を明確に打ち出したほか、社会経済的措置の自由選択制、上限額の設定などを新たに導入した。全県レベルの標準契約と県内小地域の地域標準契約の2形態がある。1県当たりの平均助成額は2万7000ユーロ以下、支払い期間は5年間。

(池上甲一 近畿大学農学部教授 / 2007年)

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デジタル大辞泉の解説

キャド【CAD】[computer-aided design]

computer-aided design》コンピューターを利用して行う機械や構造物の設計・製図。また、その機能を組み込んだコンピューターシステムやソフトウエアを指す。このデータを基に数値制御の工作機械を操作するCAM(キャム)とあわせて用いられることが多いので、まとめてCAD/CAMと呼ばれることもある。シーエーディー。コンピューター援用設計

シー‐エー‐ディー【CAD】[computer-aided design]

computer-aided design》⇒キャド

シー‐エー‐ディー【CAD】[Canadian dollar]

Canadian dollarISOで定義された通貨コードの一。カナダドルのこと。

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百科事典マイペディアの解説

CAD【キャド】

CAD(シーエーディー)

CAD【シーエーディー】

computer aided designの略。コンピューター援用(または支援)設計と訳され,〈キャド〉とも。設計者が設計用の道具としてコンピューターを利用し,会話形式で行う設計をいう。CADでは設計の主体は人間であり,コンピューターは作業を援助し能率化するための単なる道具であり,コンピューターによる自動設計が可能なDA(design automation)とは異なる。CADはキーボード,デジタイザ,ライトペン,画像入力装置,自動製図機,プロッターなどの入出力装置や外部記憶装置などの端末装置およびコンピューターで構成される。プリント基板をはじめ機械部品,建物構造物などあらゆる設計分野に適用され,多品種少量生産の要請に対応し重要な役割を果たしている。 一方,製造工程でのコンピューターの利用がCAM(computer aided manufacturingの略)で,自動加工,自動搬送など,機械生産および生産工程をコンピューター制御するシステムをいう。CADの発展としてコンピューターによるデータの一元管理,一元処理のために,設計の全プロセスをコンピューター上にシミュレートして性能評価等を行い,結果に応じてフィードバックするCAE(computer aided engineering,コンピューター援用エンジニアリング)も開発されている。
→関連項目建築設計コンピューターグラフィックスCAECAM製図機械製図用具プロッター

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IT用語がわかる辞典の解説

キャド【CAD】

コンピューターを使って製品や建築物の設計・製図を行うためのシステム、およびソフトウェア。主に工業デザインを対象とするものを「CAID(ケイド)」という。◇「computer-aided design」または「computer-assisted design」の頭文字から。「コンピューター支援設計」「コンピューター支援デザイン」ともいう。

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家とインテリアの用語がわかる辞典の解説

キャド【CAD】

コンピューターを使って設計製図を行うこと。コンピューターの計算能力や記憶機能を利用して、正確で速い作図作業ができる。複雑な計算を要する構造設計や、同一仕様の部材を多量に用いるオフィスビルなどの設計に有効。コンピューターグラフィックス(CG)による透視図、街並みや景観のシミュレーションなどにも用いる。◇「computer-aided design」の頭文字。

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世界大百科事典内のCADの言及

【CAD/CAM/CAE】より

…CAD(Computer Aided Designの略)は,計算機支援設計と訳され,設計者が設計用の道具としてコンピューターを利用して行う設計をいう。CADでは,設計を行う主体は人間であり,コンピューターは単に,設計者の行う設計作業を援助し能率化するための道具として使われる。…

※「CAD」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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