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CALS

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ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

CALS

生産・調達・運用支援統合情報システム。製品の製造などのプロジェクトの活動において発生する情報を電子データ化し、企業間で情報を共有してコストの削減と品質の向上を図ることを目的とする概念のこと。CALSは、米国国防総省で兵器の生産性や品質の向上を図るために提唱された「Computer Aided Logistics Support」から始まり、必要に応じて概念や機能が拡張されている。多様な要素を含むためなかなか定義が難しいが、広くとらえれば、情報の電子化、共有、自動化によって、製品やサービスの生産性や品質を向上させようという概念全般を指すようになっている。

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デジタル大辞泉の解説

キャルス【CALS】[commerce at light speed]

commerce at light speed》製品やサービスの情報を共有し、設計・生産・調達・決済までのすべてをネットワーク上で行うための標準規格。もとは、米国国防総省が軍用資材調達の支援システムとして開発したもので、当初フルネームcomputer-aided logistics systemと呼ばれていたが、その後応用分野が拡がり、computer-aided acquisition and logistic support、continuous acquisition and life-cycle supportへと改称され、企業活動における生産・調達・運用支援統合情報システムを指すようになり、さらに現在の電子商取引へと変化してきた。

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百科事典マイペディアの解説

CALS【カルス】

continuous acquisition and lifecycle supportの略で,生産・調達・運用支援統合情報システムとも。製品の設計・生産・調達などで発生するあらゆるデータを,標準化と統合化の技術を用いてデジタル化し,効率よく管理・利用することで経費削減や品質向上を目指す。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

CALS
きゃるす
Commerce At Light Speed

電子取引支援システム。元来はアメリカ国防総省が兵器資材の調達効率化のため開発した「生産・調達・運用支援統合情報システム」から出発したが、その電子情報技術が防衛産業強化に成果をあげたことから略語のCALSが急速に普及し、現在では冒頭表記の略語として使われる。その核心は企業間、組織間の情報交換・情報共有をペーパーレス化して取引の全プロセスを飛躍的に効率化する点にある。それをハードソフト両面で支えるインターネットEDI電子データ交換)、SGML(図柄・言語の標準化)の普及は近年著しい。日本では、1990年代に建設省公共事業の入札用に建設CALSを開発・運用。その後、運輸省の空港・港湾CALSと統合されて、現在は両省などが再編統合された国土交通省によるCALS/EC(公共事業支援統合情報システムContinuous Acquisition & Lifecycle Support / Electronic Commerce)として運用されている。[原 正輝]
『日本建設情報総合センター編『CALS/ECガイドブック 公共事業受発注者のための』改訂(2009・経済調査会)』

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世界大百科事典内のCALSの言及

【電子ドキュメント】より

…構造化ドキュメントの代表例は,SGMLである。応用分野としては,CALS等が挙げられる。(3)ハイパーテキスト インターネットを爆発的に発展させたWWW(ワールドワイドウェブ)サービスの中核となったHTMLに代表される第三世代のハイパーテキスト型ドキュメント。…

【電子マネー】より

…また,電子切手(e-stamp)は世界のインターネット郵便局の担い手になろうとしている。電子商取引をEC(Electronic Commerce)あるいはCALS(Commerce At Light Speed)ということがある。CALSはまた,Computer-Aided Logistics Supportと解釈すると,ネットワークを用いた資材調達・製造を意味する。…

※「CALS」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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